• 🛒  Shop
Font Size:
包 20251212

包 20251212

搬入、ものが大好きな私にとってご褒美のような日。実際のところはそんなこと言ってる場合ではないってくらい慌ただしく忙しない日になるんだけど。今回に至ってはもうどろどろのばきばきになってしまった。こんな時間だから電車が混んでることはないだろうとたかを括ってたのに車両を見渡してどこにも座る席がなかった瞬間はマジで絶望した。マジ。まだ大阪を舐めていた。

どろどろのばきばきのへとへとだけど楽しかった。この2日間で持ったものの総重量と階段の往復した数をこの連勤が終わったらリザルト画面に出して欲しい。

何をこんなに丁寧にただの疲労を綴っているんだかとふと我に帰ってしまったけど、全部楽しかったんだ。楽しかったこととして書きたくなった。書き残しておきたくなった。うつわ屋店員としての搬入はあと数回できるのかできないのか分からないけど(それは私次第なんだけど多分)、こんなに何度やっても毎度楽しく疲れて帰ってくる日のことを一度も書き起こしていなかった。書いておかないと私の脳みそはすぐ忘れてしまうのに。まあ流石にこの日々をすぐにすんっと忘れてしまうとまでは思わないけど、それでも感覚として今の私の中に起こってるもののありったけを書いて残して覚えておきたいと思った。へとへとだから文章までてんやわんやしてしまっているけど。

私は包みからものを取り出すのが大好きだったらしい。中に何があるのか、包みがあると想像をしてしまう。それを開けるのがお仕事だって、もう毎度ほんとに嬉しくてしょうがない。包みを開ける瞬間、その動作はプレゼントを開ける時と強くリンクしているみたい。丁寧に包みを何個も何個も開けて、開けていくこれが、絶対に他の人の手に渡ることが分かっていても、その瞬間だけは私のものだ。ものが私のものという訳ではなくて、その瞬間が。

しかもいいものが入っているのは確約されてしまっている、だっていいものしか置いていないお店で働いているのだから。更には作り手の顔が見えるどころではなくて作り手の側から来てくれる。ものを手に取って触りながら作り手の話を聞けてしまうなんて、どこの誰が作っているものなのかわからないものばかりの現代ではものすごく贅沢なこと!

そこらじゅうに溢れかえっていく梱包資材を袋に突っ込んでその上に座って圧縮しながらまた包みを開らく。開いても開いても終わらないかと思えた数のダンボールも1人ではないからどうにかやっとこさ全部潰せて、数やらなんやらを確認して、カオスとなった店内を見渡してそれでも終わりはまだまだ見えない現状に途方に暮れてみたり、まだやることが山ほどある現実に戻ってきたり、いただいたお菓子(もれなく全部美味しい)で糖分を補給したり、頑張ったりした。全体のバランスを見ながら、どう組み合わせたり場所を工夫したりすればものたちが輝けるのか、人がどこからどう見たらきゅんとするのか、どうにかそれを作り出せないかああでもないこうでもないと考えながら手を動かした。数が多いだけ大変で、でもこんなにたくさんのものが一堂に会する時はなかなかなくて、楽しい。出涸らしの脳汁で手を動かした。今日みたいな日は何リットルあっても足りない。

私達の購入には明確な基準が設けられているので、惚れたものが手に入るなんてことはほぼない。そういうものはすぐに旅立っていく。手に取るお客さんを見てわかるやっぱりそれいいよね(泣)と何度送り出したことか。それでもほんの、ほんのたまに最後まで目をつけていたものが残ってくれてお迎えしたものもあって、毎日そんないいものたちを使ってご飯を食べている。

もっと早くからずっと書き留めておけばよかったなと今更思う。こんなきわきわになってそういえば、と思い立ってしまった。

明日はこのいいものたちを求めにお客さんがたくさん来る、そして作家さんもたくさん。お出迎えする準備は、やるだけやったと思いながら帰ってきたけど、明日の目で見たら何が残っているのか未知数というか、思い返そうとしても疲れて頭が動かないというか、でもどうやっても想像がつかないこの気持ちのまま寝て覚めて行くしかない。

上っ面掠め取った部分しか書いていない、なんか文が中途半端な気もする。私は書きたかったことが書けたんだろうか?多分まだまだあって、作り手が近いからこそのこと、ここに殴り書いたうつわ屋としての視点だけでない他のこと、もっと、まだある。でも多分いつか忘れてしまいそうだったのはこれだったと思うからまあいいか。今日はお風呂に入って寝て備えないと明日もう足腰がぴよぴよしてしまいそうだ。ああたのしかった、明日も楽しみだ、おやすみなさい!

Date : 2025/12/12
タグ: diary